DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition 感想
このブログ、かなり放置してしまったけれどダイナミックコード原作の感想を書いていきます!ただ、ある種日記みたいな感じになると思うのでゲームの発売された順ではなく、自分がプレイした順番で記事を作成します。ということで、初めは DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V editionから。しっかりとした魅力の伝わる感想を書くのに憧れていたけれど…難しい。
簡単紹介
特徴としては攻略対象の平均年齢がシリーズで一番高い(28.5歳)。ベテランバンドのストーリーなので、そうなるのはある意味当たり前ではあるが。大人、年上との恋愛って感じが強いかな?だからなのか、やっぱり(自主規制)的な展開は多め。まあそれ自体はダイナー全体的にそういう感じはあるけど、端的に言うと合意があるとは限らないというか…。もちろん、その描写だけではなくストーリー展開はしっかりとしている。あとKYOHSO版で独特だとおもったのは攻略対象の中に幼馴染みとかの昔の知り合いみたいな人が全く居ないことか。
※ここからネタバレあります
共通√
・城坂依都√
ネタバレにならない程度の感想を聞いた感じそんなに酷い目に遭うこともなさそうだし、何よりアニメでのインパクトが抜群過ぎたのでとりあえず初めにやるかと軽い気持ちで始めることにした。
ダイナミックコードでは逆に珍しい気もする王道ストーリーだと思う。何だかんだ王道は結構好きなので典型的なチャラ男だなぁ〜と思いながら軽い気持ちで始めたはずなのに終わる頃にはかなりときめきましたね!!バンドの過去の話は色々と辛いものがあったな。どうにかならなかったのかなあとも思うけれど多分やるせない気持ちになる…とりあえず自転車運転中に電話をしてはいけない(戒め)中盤から後半はある種のラブコメ感が有った気がする。あとお医者様の重要性を感じた。バーでのクロウさんはわざと焚き付けた気もするんだけどどうなんだろうね?
このゲームではなんか事情があって女関係が激しいキャラが多いから理由のない人は珍しい気がする。依都さんは何というか天才肌というか天性の何かを持ってますよね~でもそれだけではなくて結構色々考えているし悩んだりもするし弱ったりすることもあるところがとても好きです。このルートのちょっと強がりな主人公もよい。
・黒谷優√
某所で人を選ぶ、と聞いてかなりビビりながら始めたけど自分としては全然大丈夫な範囲だった。序盤のうちにそこそこ打ち解けられるし、色々事情があるっぽいのも匂わされてるからかな?中盤、若干アウト感のある流れで体の関係をもってしまうのだけれどになる時はむしろ主人公に対してそんな簡単に自分を差し出しちゃダメだよと思いながらやきもきしたけどクリスマスではこのままくっついちゃえば良いのに!!!と思った。後半、家庭の事情が暴かれてマスコミに騒がれるけれども、本人は何も悪く無いのに酷い話である。とダイナミックコードでクソ親はよくあることなんだけども目の前で父親が母親を刺殺する所を見るとか余りにもむごい…
初めはもっと気難しくて人を寄せつけない感じなのかな、と思っていたけれど蓋を開けてみると笑った顔も素敵だし、割と常識的だし意外と分かりやすい所もあるし素敵なキャラクターですね!!
BADENDは守りたかったものが結局なくなってしまってどう思っただろうなと考えると辛いものがある。ある意味優さんもだけど時明がなんか失踪してるし色々と心配になるけど。
・英時明√
彼もプレイする前にヤバイと聞いていたけど、前2つのストーリーでは色々世話を焼いてくれたし最初の二人は凄い良かったしまあ大丈夫なんじゃないかと始めたものの、ルートに入ってすぐに上手いこと家に誘って酒を飲ませて無理矢理…な展開になり、えっなんかこう人柄を知るとかワンクッションないの!!!?と開幕から衝撃を受けた。チョコフォンデュはトラウマ。しかも次の日には平然としてるしなんだこの人!?と若干キレながら進めてたけれども、上手いこと出来ているもので最終的にはああ…幸せになって下さい…と気持ちがすっかり変わっていた。悪意があっての行動、というわけではなく倫理観が義母によって狂わされたというのが正しいのだろうな。彼の親も本当に酷い。でも本編前にバーのマスターや依都さんとの出会いという救いがあったのは良かった。BADENDは結末にもビックリしたけど事務所前で鉢合わせたときが一番怖かった…一見の価値ありだと思う。
このルートをやらないと玲音・亜貴と従兄弟同士なの分からないよな。アニメを見て人間関係に混乱した頃が懐かしい。
・諏宮篠宗√
共通ルートでの彼女・あやさんとの雰囲気が好きだったので、攻略するのが申し訳なくて最後にした。篠さんはもう本当良い人で…共通ルートの展開とかから考えると本当に篠さんの優しさは沁みるから心が傾くのはわかる。分かるけど…最初はバンドの過去話から始まるのは依都さん√と共通だけどちょっと展開が違って、綾さんに相談しても回答がめっちゃあっさりしてるとか不穏な感じがビンビン伝わってきてもうこの時点で胸が痛かった。それからは綾さんの幼馴染の男性まで出てきてどんどん雲行きが怪しく…職場合わせてくる所とかこの幼なじみストーカーじみててちょっと怖い。NTRとは違うけれどもなんか自分が引き裂く方向に導いたみたいなのと、結婚云々と年齢のお話とかなかなかリアルな分クリティカルな傷を受けたのでこのルートは正直かなり進めるの辛かった…篠さん自身は頼りがいもあるし優しいし料理も上手だしでめちゃくちゃ好きなんだけどね。
余談だけどこのルートの八雲さんがかなり不憫すぎて泣ける
総括