DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V edition 感想

このブログ、かなり放置してしまったけれどダイナミックコード原作の感想を書いていきます!ただ、ある種日記みたいな感じになると思うのでゲームの発売された順ではなく、自分がプレイした順番で記事を作成します。ということで、初めは DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO V editionから。しっかりとした魅力の伝わる感想を書くのに憧れていたけれど…難しい。

 

簡単紹介 

新人マネージャーがいきなり大物バンドを担当することになってしまう、という若干オーソドックスな感じのする設定。主人公のビジュアルがかわいい。それと胸が大きい。攻略対象はなかなか癖強めなタイプだけど、主人公に関しては性格や設定も基本的には人を選ぶタイプではないかなと感じた。フィジカルとメンタルもなかなか強い。

特徴としては攻略対象の平均年齢がシリーズで一番高い(28.5歳)。ベテランバンドのストーリーなので、そうなるのはある意味当たり前ではあるが。大人、年上との恋愛って感じが強いかな?だからなのか、やっぱり(自主規制)的な展開は多め。まあそれ自体はダイナー全体的にそういう感じはあるけど、端的に言うと合意があるとは限らないというか…。もちろん、その描写だけではなくストーリー展開はしっかりとしている。あとKYOHSO版で独特だとおもったのは攻略対象の中に幼馴染みとかの昔の知り合いみたいな人が全く居ないことか。

 

※ここからネタバレあります

 

共通√

上で書いたように、ダイナミックコード社・新人マネージャーの霧下このは(デフォ名)が人気のベテランバンド・KYOHSOのボーカルである依都さんから唐突にマネージャーに指名されることから話が始まる。初見からするとまあなかなかすごい展開である。(ストーリー進めていくと割と納得できると思う)しかも社長もそれをOKしちゃう。他のソフトをやっていてもアニメを見ていても思うけれど、伊澄社長の方針は時になかなかダイナミックである。
人気バンドな分当たり前のように激務だし、マネージャーがいつもすぐ変わるという不穏な噂も聞くし、メンバーは突然マネになった彼女になかなか心を開いてくれないし、最初は大丈夫かこれ…恋愛以前の問題では?と思った程だ。そんな時も、先輩マネージャーである八雲さんは優しく道を示してくれるし、メンバーの中でもドラムの篠さんはとても親切にしてくれるので癒されながらストーリーを進めることが出来た。ぶっちゃけ現実だったら間違いなくこの時点で二人のどちらかに惚れる(断言)どうして八雲さんのルートは無いんだ………
とまあ、最初は上手くいかないけれどもこのはちゃんは諦めることなく仕事を続けていくうちに少しずつだけどメンバーとも打ち解けていく。そうこうするうちにライブハウス・VIVIANIGHTでゲリラライブを打つ事になるのだが…やはり伊澄社長、方針がダイナミックである。
 
…ほぼあらすじみたいになってしまった。KYOHSO編の共通ストーリーは大体こんな感じでまだまだ共通ルートでは恋愛フラグはたっていない。ちなみに選択肢が一発で当てるのが結構難しいので、バックログ無しで一発で個別ルートに入れたら割と凄いよ。私は共通バッドエンドを何回も踏んだよ。
 
 

・城坂依都√

ネタバレにならない程度の感想を聞いた感じそんなに酷い目に遭うこともなさそうだし、何よりアニメでのインパクトが抜群過ぎたのでとりあえず初めにやるかと軽い気持ちで始めることにした。
ダイナミックコードでは逆に珍しい気もする王道ストーリーだと思う。何だかんだ王道は結構好きなので典型的なチャラ男だなぁ〜と思いながら軽い気持ちで始めたはずなのに終わる頃にはかなりときめきましたね!!バンドの過去の話は色々と辛いものがあったな。どうにかならなかったのかなあとも思うけれど多分やるせない気持ちになる…とりあえず自転車運転中に電話をしてはいけない(戒め)中盤から後半はある種のラブコメ感が有った気がする。あとお医者様の重要性を感じた。バーでのクロウさんはわざと焚き付けた気もするんだけどどうなんだろうね?
このゲームではなんか事情があって女関係が激しいキャラが多いから理由のない人は珍しい気がする。依都さんは何というか天才肌というか天性の何かを持ってますよね~でもそれだけではなくて結構色々考えているし悩んだりもするし弱ったりすることもあるところがとても好きです。このルートのちょっと強がりな主人公もよい。

 

・黒谷優√

某所で人を選ぶ、と聞いてかなりビビりながら始めたけど自分としては全然大丈夫な範囲だった。序盤のうちにそこそこ打ち解けられるし、色々事情があるっぽいのも匂わされてるからかな?中盤、若干アウト感のある流れで体の関係をもってしまうのだけれどになる時はむしろ主人公に対してそんな簡単に自分を差し出しちゃダメだよと思いながらやきもきしたけどクリスマスではこのままくっついちゃえば良いのに!!!と思った。後半、家庭の事情が暴かれてマスコミに騒がれるけれども、本人は何も悪く無いのに酷い話である。とダイナミックコードでクソ親はよくあることなんだけども目の前で父親が母親を刺殺する所を見るとか余りにもむごい…

初めはもっと気難しくて人を寄せつけない感じなのかな、と思っていたけれど蓋を開けてみると笑った顔も素敵だし、割と常識的だし意外と分かりやすい所もあるし素敵なキャラクターですね!!

BADENDは守りたかったものが結局なくなってしまってどう思っただろうなと考えると辛いものがある。ある意味優さんもだけど時明がなんか失踪してるし色々と心配になるけど。

・英時明√

彼もプレイする前にヤバイと聞いていたけど、前2つのストーリーでは色々世話を焼いてくれたし最初の二人は凄い良かったしまあ大丈夫なんじゃないかと始めたものの、ルートに入ってすぐに上手いこと家に誘って酒を飲ませて無理矢理…な展開になり、えっなんかこう人柄を知るとかワンクッションないの!!!?と開幕から衝撃を受けた。チョコフォンデュはトラウマ。しかも次の日には平然としてるしなんだこの人!?と若干キレながら進めてたけれども、上手いこと出来ているもので最終的にはああ…幸せになって下さい…と気持ちがすっかり変わっていた。悪意があっての行動、というわけではなく倫理観が義母によって狂わされたというのが正しいのだろうな。彼の親も本当に酷い。でも本編前にバーのマスターや依都さんとの出会いという救いがあったのは良かった。BADENDは結末にもビックリしたけど事務所前で鉢合わせたときが一番怖かった…一見の価値ありだと思う。

このルートをやらないと玲音・亜貴と従兄弟同士なの分からないよな。アニメを見て人間関係に混乱した頃が懐かしい。

 

・諏宮篠宗√

共通ルートでの彼女・あやさんとの雰囲気が好きだったので、攻略するのが申し訳なくて最後にした。篠さんはもう本当良い人で…共通ルートの展開とかから考えると本当に篠さんの優しさは沁みるから心が傾くのはわかる。分かるけど…最初はバンドの過去話から始まるのは依都さん√と共通だけどちょっと展開が違って、綾さんに相談しても回答がめっちゃあっさりしてるとか不穏な感じがビンビン伝わってきてもうこの時点で胸が痛かった。それからは綾さんの幼馴染の男性まで出てきてどんどん雲行きが怪しく…職場合わせてくる所とかこの幼なじみストーカーじみててちょっと怖い。NTRとは違うけれどもなんか自分が引き裂く方向に導いたみたいなのと、結婚云々と年齢のお話とかなかなかリアルな分クリティカルな傷を受けたのでこのルートは正直かなり進めるの辛かった…篠さん自身は頼りがいもあるし優しいし料理も上手だしでめちゃくちゃ好きなんだけどね。

余談だけどこのルートの八雲さんがかなり不憫すぎて泣ける

 

総括

 結論から言うとかなり好きなバンドだった。メンバー間の普段そこまで干渉しているわけではないけど確かに絆があるという距離感がとても良い。もちろん音楽を愛しているのはあるけれど、グループがあるから音楽をやっているっていう感じがなんだかんだ強いかな〜と個人的には感じた。vita版に追加されているストーリーであるバンド結成までの軌跡は超好きだったので好きな方は是非読んで欲しい!
 KYOHSOのストーリーは一言でまとめるとマンネリの打破ってことかな?きっと一番つらい時期って多分過去の話だもんな。
あとサブキャラも良かった。八雲さんとクロウさんは特に好き。加賀さんもちょくちょく出てきてくれて嬉しい(Liar-s編では意外と加賀さんの出番少ない…)各ルートやスペシャルシナリオと合わせて考えるとクロウさんの人生もなかなか壮絶。どうか幸せになってほしいし、どのルートの未来でもいつかは優さんと打ち解けられると良いなと思います。
ソフトのボリュームとしては割と4つの中ではあっさりめな方だと思う。アッポリが圧倒的ボリュームなのもあるけれど。だからといって短すぎる訳でもなく満足できる長さだった。
 
次回はレヴァフェ感想です~

 

 

ダイナミックコード原作に手をつけるまで

 

初めに、原作を買うまでの過程を残しておきたい。要は自分語り

ダイナミックアニメとの出会い

 1話がヤバいアニメがある、と某掲示板で聞いたのが全ての始まりだった。元々チャージマン研みたいなぶっ飛んだアニメが好きだったのですぐに飛びついて前知識0で1話を観た。

………何が起こっているのか全く分からなかった。

あえて多くは語らないけれど予想以上にもの凄いアニメだった。カオスアニメが好きな血が騒ぎまくっていた。独特な雰囲気は頭にこびりついて離れなかった。追いピアノで死ぬ程笑った。

DYNAMIC CHORD act.1『Spring rain』 アニメ/動画 - ニコニコ動画

その後、興味は有ったけれどもリアルタイムでアニメを見るのが苦手な性格もあって、しばらくは追いかけていなかった。でもふと4話の頃に何となく思い出して再びニコ動を開いて本編を見ると、本編のダイナミックさに加え、時間が経過したことでコメントも洗練され多数の謎の語録が出来上がっていた。そのセンスに圧倒され、何度も再生した。再生する度に夢中になっていった。

その日からはもう完全にアニメの虜になった。毎日ダイナミックコードのことを考えていたし、某掲示板の某スレには入り浸り、ツイッターでは感想を検索しまくり、同じ話を一日一回は再生しないと気が済まなくなり、前半6話のニコ生一挙はリアルタイムで完走し、加えてタイムシフトでも見た。まさに中毒患者の図である。

そして、ここまで夢中になってしまうとどうしても一つの点が気になってしまう。”原作”DYNAMIC CHORDだ。

葛藤(?)、そして…

原作はhoneybeeの乙女ゲームのシリーズであり、各バンドごとにソフトが別々で、主人公や置かれている状況が全く異なる。正直アニメを見てるうちにキャラのことを把握していったことで、彼らの事が気になりすぎて、手を伸ばしたいという気持ちが日に日に膨らんでいくのを感じていた。

普段から乙女ゲームはちょこちょこ遊んでいるので、それ自体には全く抵抗がなかったのだが、購入にあたってある重大な問題があった。設定を見聞きした感じだと、どうやら性的な方向で過激な内容らしい。(18禁ではない) 今まで乙女ゲームネオロマ系やときメモGSなど比較的プラトニックなものを中心にプレイしてきたので爛れた関係というのは未知の領域で、なによりそもそもアブナイ展開は読むのが恥ずかしくてちょっと苦手だった。だから、気にはなっていたもののアマゾンのカートに入れるボタンを押すという一歩をなかなか踏み出せなかった。

でも、アニメを見る度にどんどん興味は湧いてくるし、各所で原作を布教されている方の紹介がすごく面白そうだし、ちょっと買ってみても良いんじゃないかな…と気持ちが徐々に傾いていき、最終的に苦手意識より好奇心が勝ってとりあえず1つ!とカートに入れる決意を固めた。本当は時系列順でレヴァフェを買うのがおすすめなのだが、自分はアニメでのインパクトが余りにも凄かったという不純な動機でKYOHSOを買った。どんなキャラクターなのかわかるといいな~ドキドキ出来るかな~位の軽い気持ちだった。(元々のファンの皆さん本当にごめんなさい)

そして、その2日後には原作に夢中になった。

結果

本当に不思議なことが起こった。今、4本のソフトと+αの諸々が自分の手元にあって、多分このコンテンツに使ったお金はなかなか凄いことになっている。怖いので細かくは考えない。そして後日コラボカフェにもいくつもりをしている。ダイナミック沼楽しい!!!!

次からは感想を書きます。
自分が買った時系列順で書いていきます!
(KYOHSO→[rêve parfait]→apple-polisher→Liar-S)

 

このブログについて

このブログを見て頂いてありがとうございます

ここは当面の間DYNAMIC CHORDゲーム感想等をネタバレありで書く予定です!原作を遊んでから溢れ出る思いを放出したくて仕方ないので書き殴る!!!ただツイッターでネタバレ付で延々と感想を書くのは、なんだか忍びないのでブログという形を取ります~

普段人に見せるような長文とかを書かない怠けた生活を送っているので、無駄にだらだらだらだらと長い文章になると思います…ごめん…